12月1日 bay fm MUSIC DAYZ vol.3 in 千葉ANGA



bay fm MUSIC DAYZ vol.3 in 千葉ANGA
SET LIST


M1 やさしい手
M2 キッチン
M3 GO MY WAY
M4 初恋
M5 37℃
M6 御堂筋PLANET
M7 おやすみ

おまけ 今日のための唄


ライブレポ?風日記。



bay fm MUSIC DAYZ vol.3に行ってきた。
場所は千葉ANGAという小さなライブハウス。
整理番号は嬉しい事に、一桁前半だったので、
いい場所を確保できました♪
今日の出演アーティストは、

高橋ちか
センチライン

甲斐名都
矢井田瞳 の4組。

高橋ちかちゃんは、jazzyな感じでギターがとってもうまかった。
彼女の世界観がとてもふんわり伝わっきましたよ。
夜のお洒落なカフェが似合う女の子でした。

 センチラインは、まだ駆け出したばかりのこれからが楽しみなバンドでした。
今度16日に、うちの店でインストアイベントをするらしい。

頑張ってね。

 甲斐名都ちゃんは、すんごいほのぼのした日常を
楽しく明るいメロディに乗せて歌う女の子でした。
なんか、聴く人の心に春を運んでくるアーティスト。
ヤイコが好きで、ヤイコに憧れて音楽始めたらしい。
早く自分のライブ終えて、ヤイコのライブが観たいって言ってたな(笑) 

そしてライブが始まってから、3時間以上が経った頃、
ついにヤイコのライブが始まった。 

ヤイコ登場!
ライトの色で確かではないけど、深い青緑のブーツはいてました。
あまりのステージとお客さんの近さに、
「思ってたよりも近いっ!!」と思わず漏らすヤイコ(笑)。

私もこんなに近くでヤイコを見るのは、たぶん
難波のタワレコ シークレットギグか、
ごゆるりとの 沖縄ダンスクラブ松下・・・以来です。

とこんな事はさておき、
今回は、村田さんとタナマンとヤイコの3人編成。

1曲目は「やさしい手」。
ヤイコは両手に小さなパーカッションを持ちながら、歌ってくれました。
ちょっと表情は緊張気味のように思えたけど、歌声はすごく優しかったです。

2曲目は、「キッチン」。
アコギを弾きながら歌ってくれた。
ついついコードを真剣に見すぎて、どんなだったかちょっと忘れた・・(笑)
でも、なんかヤイコもこんな歌を歌うようになったんだなぁ〜と
しみじみした。

ヤイコー!という呼びかけに、
ちゃんと反応し、「はぁーい」と返してくれるヤイコ。
優しいね。

確かここらへんで、メンバー紹介。
たなまんが、駅の駐輪について語った。
オチはなかったけど、タナマンの話がきけてよかった。

で3曲目は「GO MY WAY」。
やっぱりこの曲は盛り上がる!
会場の空気が熱を帯びてくる。ヤイコも緊張が解けたように、
いい笑顔を放ってくれた。

Go My Wayを歌い終わって、
ヤイコは初恋について、話し始めた。

今までに、好きな人はいたけど、
”特別”に、誰か(好きな人)を守りたくなったり、
家族以外の誰か(好きな人)に守ってもらったり、
嫉妬したりした、そんな初恋は、
17、8歳の頃だったってヤイコは言ってました。

そして4曲目はこの曲。「初恋」。
こんなにも時間が流れ、

やっと歌にできた淡く甘く切ない想いが伝わってくる。
忘れかけていたセピア色の思い出が蘇る。
ギターも持たず、マイクスタンドをぎゅっとにぎりながら、
全身で歌い上げるヤイコ。
もう鳥肌が止まらなかった。

しーんと、静まりかえる会場。
「この後は、みんな喋らんくなるねん、ふふふ。」と、
ぼそっとつぶやくヤイコ。

そりゃぁ、こんな良い歌の後は、あまりの感動に
ほぉぉぉーっとなってしまって、「やいこー」とも呼べなくなる(笑)。

そんな感動に浸っている間に、ヤイコはエレキを抱えた。

5曲目は「37℃」。
DEATH NOTEトリビュートに収録されたこの曲を初めて聴いた時、
なんて暗い曲なんだろう、、と正直、アルバムが発売されるまで、
あんまりしっかり聴いてませんでした(ごめんね・・・やいこ・・・)。

アルバムを沢山聴いているうちに、この曲の良さがわかり始め、
段々この曲が好きになってきてた。
そして、今日のこのライブで、一番印象に残っているのがこの曲だった。
とにかく「かっこいい!!」。この一言に尽きる。
あんなに近くでヤイコのエレキを弾く姿を見るのが初めてだったのも
あるかもしれないけど、CDで聴くのとは全然違う。

冷たく引き裂かれそうな心の叫びが聞こえ、
ギィィィと歪んだエレキの音が、救いの手を求める。
ほんまにヤイコを凄いと思った。

こんなにも、音とメロディーで気持ちが伝わるものなの?と。

拍手の嵐がおこったあと、
「みんなは今日どっからきたん?」とヤイコはみんなに聞いてみる。
「東京〜!」「横浜〜!」「千葉〜!」「大阪〜!」「名古屋〜」
いろんなところから、いろんな地名が聞こえてくる。

ほんまにいろんなところから、来てるんやね!
みんなよくこのライブの事しってたなぁと思った。

嬉しそうにヤイコは、笑顔でこの曲を歌い始めた。
そう、ヤイコの愛する大阪を歌う、この曲を。

6曲目「御堂筋PLANET」。
お客さんに手拍子を誘うヤイコ。
会場がわぁぁーっと盛り上がった。
キーボードとパーカッションだけなのに、すごい盛り上がり!
私は、何気にこの曲の歌詞が大好きで。
ほんわかと、大阪を思い出しながら、すごく楽しくなった。 

このあとのMCだったか、忘れたけど、
ヤイコは、
「今回、出番が最後やってんけど、
誰もおらんかったらどうしようかと思った〜ハハハ」とふにゃっと笑った。
そんなことないよー!とみんなは答えたけど、
やっぱりそんな不安になることもやっぱりあるんやねぇ。

でも、私はこれからもずっとヤイコ好きやし、
ヤイコの事大好きな人もまだまだ沢山いるし、
そんな不安に駆られなくても、大丈夫やよ。
安心してね。

そういえば、どこのMCで話してたかは忘れたけど、
ヤイコが昨日、おすし屋さんに行ったときの話もしてくれたな。

ヤイコは、ちょっとリッチに一人でおすし屋さんに行ったらしい。
そしたら、もう一人お客さんがいて、小さなおすし屋さんなので、
なんかちょっと喋らなあかんような雰囲気になってきて、
その人と話をしてみたら、その人は実は歯医者さんで、
「君は何のお仕事をしてるんだい?」と聞かれ、
ヤイコは「歌を歌う仕事をしてます」と答えたらしい。


色々話をしていると、その歯医者さんは、
「最近の人は、なんでも治したがる。」

「そんなに完璧に治さなくても、自然が一番いいんだ。」
みたいなことをすごく主張していて、
ヤイコは、「将来、テレビに出るようになっても歯を治さないほうがいい」

と言われたらしい(笑)。
しまいには、「キミは将来、大物になるよ」と

その歯医者さんは、言ったそうな(笑)。
帰りは、その歯医者さんがヤイコの食事代も払ってくれたらしい。
なんだか、こういうことってあるんやね。おもしろいねぇ。

そして、楽しい時間はあっという間。
次が最後の曲です、とこの曲を歌ってくれた。

6曲目「おやすみ。」
アルバムの最後に入っているこの曲。
ヤイコはアコギを弾きながら歌ってくれた。
ライブの締めくくりにはなんか一番いいよね。
人の心にすんごい安らぎを与えてくれるこのメロディ。
この歌の間だけ、時間がすごくゆっくりと流れた気がした。

笑って手を振って、ステージ袖へと消えていくヤイコ。
暗くなった会場からは、大きなアンコールが止まなかった。
だいぶしてから、
ヤイコがまたステージへと戻ってきてくれた。

「ありがとう〜!」「ヤイコありがとう〜!」とみんなの声に、
「こっちこそありがとう〜!」と答えるヤイコ。

「何にも考えてへんかった〜・・・なにしよう・・」と、
ヤイコは、頭を両手でかかえ、髪をくしゃくしゃにする。

ほんまに予定外だったみたいで、
ライブモードがOFFになった素のヤイコになってたなぁ(笑)。


みんなからは、いろいろなリクエストが飛ぶ。
「何もやりたくないは??」「HOW?がいい!」 

そうや!と閃いたように、やいこは、
「じゃぁ!こないださんまのまんまで歌ったやつ」
「みてくれた??」

「タイトルとかは決まってないんやけど、
私はいつも”今日のための歌”って言ってるねん。」

「じゃあこの曲を歌います。」と、
アコギ一本でこの歌を歌ってくれた。

HELLO HELLO

君に逢いたかったよ

HELLO HELLO

君に触れかったよ

 君がどんな人生を歩いてきたかは

知らない だけど こうやって ANGAで会えた 

そうさ あたしはあたしの人生のエンディングも知らない

みんなと同じように

いつか全てを忘れる動物なのに

なんで感じる機能がついてんだろうな

きっとそれは伝えるため

過去や未来に届けるため

 

HELLO HELLO 

出逢えた今日に感謝を

消えない思い出になりますように・・・

 

 

 ヤイコ、今日はほんまにありがとう。
これでまたひとつ消えない思い出が増えました。
またこの日の喜びを忘れないよう、日々頑張っていきたいと思います。

2006年12月 あやっぺ。
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